「●●院に行ってきたで」と、昨日、報告を受けました。
この●●院とは、繁盛しているという噂の近畿にある一人治療院です。
この発言の主は京都で整骨院をされている柔整師の先生。
その先生と今年の始め新年会をしたんですね。
そのときに、この●●院の名前が出たんです。
どんな治療してるんやろ?どんな先生やろ?
なんて感じに話が弾んだわけですよ。
だったら偵察に行って来てやる
すると、その先生が、「だったら今度、この●●院に偵察に言ってくる」
とおっしゃっていたんですね。まさか本当に行くとは。行動力があるって素晴らしい。
どんな手技だったとか、問診はこんなだったとか、院内はどうだったとか、いろいろ話してくれたんですが、結論を一言でいうと、自信がすごい!に尽きるとのこと。
この先生は、自分の身分を明かしたそうです。
柔整師であること。自分で整骨院をしていること。などを
その上でも、自信に満ち満ちた態度で施術してくれたそうな。
これって、けっこうすごいですよね。
僕だったら同業ってだけでビビります(^-^;
その話をして、やっぱりというかなんというか、治療院経営にも、治療という面でも、自信ある態度ってめちゃくちゃ大事なんだなと改めて、感じました。態度だけで治療効果もけっこうあがると僕は思っています。
自信があればどんな腰痛だって治せる?
今回の治療院ではありませんが、先日、とある無料動画を観ました。
ガン以外が原因の腰痛なら全部治せる!と豪語する治療家の動画だったんですね。
ものすごい自信ですわな。僕だったらそんなこと言ったらプレッシャーで胃潰瘍になる。
その動画は最初の15分ぐらいしか観てないんだけど、あんな自信満々に言われちゃうと、もうそれだけで治った気になる人もいますわな。
いつも言っているように僕は治療のことはわからんので、メルマガやブログでは原則として、治療技術に関することは書かないようにしています。ただ、今回はちょっとだけ書かせてもらいます。
ガン以外が原因の腰痛なら全部治せる!という話が出たので、腰痛で例を挙げます。
腰痛って、特に非特異的な腰痛の場合、不安回避ってのは改善のための一つの大きな要素だと思うのです。
もう治らないんじゃないか?また悪くなるんじゃないか?っていう不安は腰痛患者さんの多くが持っていますよね。その患者さんに対し、なにが原因と考えらえるのか、そしてなにをすれば改善するのか。これらを自信満々に説明してくれる先生の態度を見ると、腰痛の痛みもいくぶん吹き飛んでしまうわけですよ。
で、けっこうな頻度でラクになってしまう。
んなことあるかい!っていう批判もあるだろうし、そりゃそうだろうけど無責任なこと言うな!っていう批判もあるでしょう。批判はあるだろうけど、でもやっぱり自信ある態度は患者さんにとって必要ですわ。
だって結果的に治療効果が上がるわけですから。
誰も損しないのとちゃうの?って話です。
鑑別があっての話です
ただし、なんでもかんでもってわけにはいきません。
当然、自分の手に負えるかどうかの鑑別は必要です。
ここさえクリアすれば、あとは治療するということですから、堂々とした態度が必要です。
この鑑別が難しいんですけどね。
腰痛だけで考えたとしても、その原因はさまざまですよね。
特異的、非特異的腰痛の2択以外でもたくさん知るべきことがあります。その腰痛が、筋や筋膜、骨に問題がある気質的なものなのかもそうでしょう。内臓が原因なのか、血管が原因なのか、神経が原因なのかも場合によっては考える必要があると思います。中枢感作による慢性疼痛だってあるかもしれません。
ちなみにエラそうに書いている僕は1ミリも鑑別ができません。はい。
治療院レベルでどこまで診断できんのか?という問題は一旦無視するとして、施術するからにはなにが原因として考えらえるのかは需要なことです。
そういえば、こないだ夘野先生にしてもらった、自律神経失調症治療セミナーでもこんな話が出ていました。
心筋梗塞の初発症状として胃痛があるそうです。たぶん2~3割とおっしゃっていたと思う。
胃が痛いといって内科などに行く
↓
特に気にすんなってな感じに診断され帰される
↓
その直後に心筋梗塞で死亡
なんてケースの医療裁判が多いんだって
医者でも見落とすんだからどうしようもない。とか、医者と違って診断権なんてないんだから俺らには関係ないわい。という話ではないと僕は思うんですね。
だから、この鑑別をやってから、そのあと自信をもって施術するの順番でお願いします
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ちょいと脇道にそれてしまいましたが、とにかく自信は大事だぜ!って話です。鑑別したうえで、同じ施術をするのであれば、自信ある態度で接したほうが患者さんにとってもメリットがあって絶対におすすめですよ。
治療院集客経営講座、加藤でした

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