マイナスを帳消しにできる治療院の問診・説明テクニック

こんにちは、治療院集客経営講座の加藤です。
いたるところで(もちろんこのブログでも)、僕は治療技術は1ミリもありません。と書いています。一応、サロンもやっていたし、整体院もやっていました。でも技術は下の下です。

それなのに、「加藤さん、本当は治療技術あるんでしょ?」とか「加藤さんが治療セミナーやってくださいよ」なんて耳を疑うようなことを言ってくる先生がいます。技術ありゃ治療院止めずに続けてるっちゅうねん。謙遜とかそんなカッコいいことではなくて、本当に本当に治療技術も知識もありません。

きっとこういう先生が、「誰でもたった●秒で重症患者が治る手技」なんてのにひっかかるんだろうな。と、思う今日この頃の加藤であります。

 

治療院で使えるテクニック

さて、ひっかかるといえば、人は過去を当てられたり、未来を予測されると騙されやすいと言われています。例えば、胡散臭い占い師に根こそぎ財産を持っていかれたりする。なんてのはこれに当たるんですね。

これって実は治療院でも使えるテクニックなのです。患者さんを騙すとか、ひっかけるという意味ではないので、そこは勘違いなさらぬようにお願いしますね。

 

問診時に過去を見ると患者さんに信頼される

過去を当てるとは少し意味合いが違ってはきますが、例えば問診や検査のときに患者さんの体を触って、その筋肉の付き方から普段の動作を推測する。これって可能ですよね?(僕にはできませんが)

体を触っただけで、普段の動作や、スポーツ経験などを言い当てられる。これって一部の人からは「すげぇー!」と思われることができます。みんなではありませんが。

また、多くの治療家が問診時におこなっているように、患者さんの身体の状態を過去からひも解いて一元化していく作業も、患者さんの納得や信頼を得には効果的です。
そうか!私の不調の原因はあのときのあれが原因だったのか!なんて感じに

 

未来を予測すればマイナスもプラスに変わる

未来に関してはどうでしょうか?
これは是非とも実践してもらいたいテクニックです。

例えば、「施術した当日は調子がよかったが、施術の翌日に痛くなった。」
こういった場面があったとします。その前提で以下のふたつのケースを比べてみてください

【A】翌日のことをなにも説明していない
【B】今は痛くないけど明日は痛くなるよ。でも心配ないからね。と説明している。

患者さんは、どちらのケースのほうが安心するでしょうか?
普通に考えれば【B】ですよね。

【A】のケースだと、ひょっとしたら帰りに取っていた次回予約をキャンセルする。なんて自体に発展する可能性だってあります。実際にこのケースは多いと僕は思います。

でも【B】の場合は、先にそれを予測して説明しているので、痛くなったとしても患者さんはいくぶん安心できます。もちろんそれでも失望する患者さんもいるでしょうが、少なくともなにも説明していない【A】に比べればその割合は少ないと予想されます。

また、そういった離脱防止だけではなく、嬉しい効果がプラスされる場合すらあるのです。それはどんなことかというと、「ホントだ。先生の言ったとおりになった!」という感動。
まぁ、感動まではいかないでしょうが、人は予測できる人を「すごい!」と感じるものなのです。

 

本来なら痛みが出ることはマイナス要因なはずです。でもそれを予測しておくと、マイナスどころかプラスに働くケースさえ出てくるんですね。もちろん全員ってわけにはいきませんが、少しでもそういったケースが存在するならば、使わなきゃ損です。

っちゅうことで、痛みが出そうな場合は先に説明しておきましょう。

 

予測できることはすべて予測する

さきほどはわかりやすいように、敢えてマイナス要因の痛みにフォーカスしましたが、なにもマイナス要因だけではありません。プラス要因も予測することで、さらなるプラス要因にすることだって可能です。例えば、可動域の変化なんてのはわかりやすい例です。

施術前にしっかり動いてなかった患者さんに、今日の施術後にはだいたいこのあたりまでは動かせるようになりますよ。と予測しておくんですね。

で、その通りになったら、やっぱり患者さんの感じ方は違ってくる。つまりなにも言わずに動くようになった場合と、最初に告げた場合では感じ方が違うということ。

もちろんすべてことに100%はありませんから、予測することが絶対的なテクニックではありません。でも、僕の経験や感覚からいうと、絶対にプラスに働くことのほうが多いので、嫌じゃなければ試してみてくださいな。

とにかく予測できることはどんどん予測しろっちゅうことです

 

でも、外れたらどうすんの?

はい。当たり前ですがその予測通りにいかない場合もあります。
これはどう転んだって起こりうることなので仕方がないと諦めるしかないです。

予測するときは、絶対そうなるとは言いません。事実をありのままに伝えましょう。●割ぐらいの方がこうなります。といった感じにしておけば、それほど恐れることはないと僕は考えます。

また、「先生の言った通りにならなかった。信用できない」とマイナスに働く可能性と、「すごい!先生の言ったとおりだ!」とプラスに働く可能性、これらを総合的に見て、プラスのほうが多く、そちらを選択すべきだなと思うので、ここでおすすめした次第であります。

あなたも僕の意見に賛成であれば、是非実践してみてくださいね

この記事に書いた内容も含まれている、問診・説明の基本的な注意点は、こちらを参考に
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治療院集客経営講座、加藤でした

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