整骨院で自費治療を集客するために併設院を作る

治療院集客経営講座の加藤です。

今日は整骨院、鍼灸院、マッサージ院などの、いわゆる国家資格を持つ先生の新たな治療院の設置についてです。

新たな治療院の設置イメージ
と、その前にここ1週間、メッセージをたくさんいただいております

紹介しますと

・15分600円の整骨院、それ私が作った整骨院です
・15分600円でなにが悪いの?できの悪いコンサルタントですね
・私の近所にも同じような整骨院があります。共感しました
・問診がないとは、なんと言っていいのかという感じです
・加藤さんの言う、ノウハウはハウツーに該当しますよ
・メンテナンスについてここまで納得のいく説明は初めてです
・メンテナンス患者さんが増やせそうな気がしてきました

だいたいこんな感じです。

そして前回の整骨院のチラシに関しては、これってアウト?セーフ?といった個別の質問も多数いただきました。なんとか、全員に返信し終えました。もし、まだ回答がないぞという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

メッセージをくださった先生、ありがとうございました。

 

新たに治療院を作って集客する

では、ここからが本題。

前回の記事で、広告制限について書きました。ご存知のとおり、これが適用されるのは柔道整復師、鍼師、灸師、マッサージ師などの国家資格を有した施術所になります。

おかしな状態ではありますが、いわゆる民間資格者が出す広告を柔道整復師法やあはき法では取り締まれません。違法とかそういう範疇になく、これらの法の外側にいるわけですね

整体師という立場なら広告制限なし

この法の外に出る行為が、新たな治療院の設置になります。つまり、今ある整骨院、鍼灸院とは別に整体院やカイロプラクティック院を作り、整体師という立場を取る。

こうしてしまえば、整体師が整体院をやっていることになるので理論上は広告制限なんてのはなくなるわけですね

患者さん側が知りたいと思うような値段であったり、整体師としての先生の経歴がほぼ自由にチラシに掲載できるようになります。

※柔道整復師が施術します!とかはダメです。整体師という立場をとる必要があります。また、すべての法の外ではないのでなんでもOKって意味ではありません。医師法、景品表示法、薬事法(薬機法)などの法律には抵触する可能性があります。

ということで、

整骨院や鍼灸院、マッサージ院を経営されていて、そこで整体やカイロの宣伝がしたい。でも広告制限があってできない。なんて先生は新たな治療院の設置をおすすめします

 

新たに整体院を作ることは簡単?

で、新しく治療院の作るとなるとたいそうに考える先生が多いですが、僕のクライアントさんの例でいくと
もっともむずかしいのが入り口の確保です

併設する整体院など専用の入り口さえ確保できれば、あとは簡単にすすむことが多いです。余談ですが、この新たに作る整体院側の入口は、普通の窓でも通った例もあります(笑)

管轄の保健所に今の施術所のレイアウト(構造設備)変更届けを出すだけ。そしてこっちの入り口は整体院にします。ぐらいの説明でたいていはOK

基本的には後日職員が見にくることになりますが、保健所によっては「そんなことは関係ないから話さなくていい。やりたきゃ勝手にやってくれ」なんて態度のところもあるらしいです(クライアントさん談)

※もちろん逆にいろいろと言ってくる保健所もあります

そうやって、別の施術所にしておけば、整体院のほうのチラシに関しては広告制限を受けることはありません。ただ、整骨院や鍼灸院の前に、そのチラシを設置するなどした場合は、その整骨院のものと誤認される状態にあるので、これに関しては規制の対象になりやすいです。

またチラシ内容が整骨院や鍼灸院のことに触れていてもダメです。そのへんさえ守れば、特に今のところ問題はない可能性が高いです。(保健所の担当者の判断なので絶対ではない)
※治療院広告の関係法規についてはこちらの記事を

 

お前みたいなヤツが治療院業界を乱している

おそらく、こういうこと書くと、「お前みたいなヤツがいるからこの治療院業界が乱れるんだ!」という意見も持つ先生もいるかもしれません。

確かに僕みたいなのが乱しているなぁ。と感じることもあるので、全部否定はしません。でもこの新たに治療院を作って、その整体院のチラシを作成することに関しては特に問題あるとは思っていません。

そもそも値段など記載する行為が柔整法やあはき法に反していても、モラルに反している。患者さんの不利益になる。とは思っていないからです。だから別に無理してやる必要はないけど、これが必要だと思う先生はやってみてくださいな。

途中も書いたように、鍼灸や整骨院で整体やカイロなど他の手技をする場合のみ適用ですからね。新たに整体院を作ったからといって鍼灸施術そのものの宣伝はできませんから(当たり前か)

 

整骨院内で整体施術をして問題ないか?

あと、別で治療院を作らずに、整体やカイロなど他の民間療法を同じ院内で行っていいのか?ここも疑問に思っている先生は多いと思います。

結論からいうとかなりあいまいです。保健所によって見解が違いすぎるのでどっちとも言えません。僕がこれまでに問い合わせた保健所の中で書くとすればすれば、いくつかの回答例があります。

1.整体やカイロなど民間療法はダメ
2.施術室をしっかり分ければOK
3.施術者が一人であれば部屋を分けなくてもOK
4.同じ院内ではやってはダメ

ようはバラバラってことですね。

まずは保健所の職員さんでもその法的な知識にばらつきがあります。よく勉強されている方もいれば、勉強する気すらない人もいます。

また、問い合わせる側のこちらの態度の問題もあります。丁寧に質問した場合と、そうでない場合で回答が違う可能性もあります。実際に多くの保健所に問い合わせてきた僕はそう感じました。

どっちがいいのかは、基本的には丁寧にしたときだと考えています。ただ僕はしたことがありませんが、役所は限度を超えて高圧的な態度の人には、関わりたくないという心理のもと、便宜をはかってしまうものらしいので、そこは別なのかも。おすすめはしませんが(^^;)

この指導の根拠になっているのは

あはき法第9条の5第1項
あはき規第25条
柔整法第20条第1項
柔整規第18条

これらに、書かれているこれです。

六・六平方メートル以上の専用の施術室を有すること。

この関係法規に関してはこちらの記事に詳しく書きました
⇒ 整骨院で整体など民間療法を自由診療として行うのは違法か?

実際、柔道整復とあんま・はり・きゅうの資格を持っている場合でも、施術者が二人以上いれば部屋を別々にする必要があります。例外として、施術者が一人の場合は同じ部屋でもOKとされています。ここを基準に保健所で判断するのでバラバラの回答になってしまうのかもしれません。

そういった意味でも新しく作ってしまえば、もう別個のものとして扱われます。だから余計なことがなくてラクかなと思っています。

 

接骨院のチラシの広告制限について

全セクションの記事をメルマガで紹介したところ、たくさんのメッセージを多くの先生からいただきました。ありがとうございます。「柔塾」というサイトを運営し整骨院のコンサルタントもされている、樋口先生からもメッセージをいただきました。

メッセージの内容は以下のとおりです

 

ここ数回、広告の制限に関する記事でしたので、いつも以上に興味深く拝見させていただきました。記事内容は、とても読みやすく大変勉強になります。ただ、もし許されるのであれば、以下の点についても追記していただけませんでしょうか?

○法規は、施術所ではなく資格に適応されるので整体院(または施術室)を別途用意したとしても、国家資格を有した人間が施術する整体などとは広告(チラシ)で明記できないこと。

○整体院(または施術室)を別途用意しチラシを作成する場合、1枚の裏表に印刷するではなくそれぞれ別に用意して、ホッチキス等で止めて配布すること。

これらが、全国平均で保健所からの指導を防ぐことができるものと確認しております。

 

樋口先生ありがとうございます。

ひとつ目については、たとえ、法の外にある整体院といえども国家資格を有しているものが行うといった表現はよろしくない。そういったご指摘です。

ふたつめに関しては、整体院と整骨院のチラシを別々の紙でつくり、それらをホッチキスでとめるなどをしましょう。という意味です。

ここに関しては、僕の考えではホッチキスでとめてもダメなものはダメ。という認識でした。ところが、樋口先生のいままでの経験からいうと、このホッチキスでとめたチラシがOKという見解が出た保健所もあるとのこと。勉強になりますねぇ(^^)

ここだけを見てもわかるとおり実際の保健所の対応はまちまちです。あなたが広告を作る際も、微妙な表現はダメ元で保健所に問い合わせて見てください。変な話ですが、実際の法律の運用は平等ではありまんので。

治療院集客経営講座、加藤でした

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