整体院経営は癒しマッサージで混乱する

僕はかつて整体院とリラクゼーションサロンを経営していました。最初は同じ店舗内だったのを、のちに別々の店舗に分けました。で、結果的にはこれが成功しました。

よく、整体院や整骨院などで治療と癒しのメニューを混在させている先生がいます。僕は基本的にはそれに反対です。特に1人治療院であればなおさらです。その理由は、線引きがあいまいになっていくからです。

まだ複数スタッフがいて、Aさんは癒し担当、Bさんは治療担当といったように完全に分業していればやりやすいです。でも同じ施術者が両方を担当するような、1人治療院においては、だんだんごちゃごちゃになっていきます。

そしてこの傾向は、患者さん思いの「いい先生」ほど強い。

 

損した気分になるからという理由で選ぶ

「なんでマッサージは60分5,600円なのに、整体は20分ぐらいで5,600円なの?なんか損した気分になるからマッサージにしよう。」

患者さんの中にはこういった考えを持つ方が必ず一定数います。実際に僕は過去に自分の院で同じような内容のことを言われたことがあります。

なにがどう違うのか?それをちゃんと説明すれば、たいていの場合はある程度の納得が得らえることではあります。でも完全ではありませんし、だんだんとその説明の効果も下がっていったりします。

 

この考えでもっとも怖いのがこれ。

本当は癒しではなくてちゃんとした治療が受けたい。でもなんかマッサージのほうがお得なような気がするし、ちょっと気持ちよく揉んでもらいたい気もするから、とりあえずマッサージのほうにしておこうかな。という選び方。

この患者さん(お客さん)が、その施術に満足してずっと通ってくれれば、それで問題ありませんよ。でも、少なくない患者さんはこう思うのです。何回か通っているのに、全然治らないなぁ。って

治療家側からすれば、そりゃ当たり前やんけ!ですよね。そもそも治療目的にやってないわけですから。たぶん癒しのマッサージの方には治療計画なども組まないでしょう。

でも受け手からすれば、んなもん関係ないんです。ここ整体院でしょ?私の肩こりなんとかしてくれんでしょ?という考えがまず根底にある。

結局これって、お互いが不幸になっちゃうんですよ。
治療家であるあなたも、求めるものがある患者さんも。

 

選択させることがマイナスに働く

あと、選ばせる行為ってのも、時にはマイナスに働きます。

例えば、海と山どっちにいきたい?と人に選ばせた場合を例に出します。
山を選んだ人は、山には海の幸がない!食べ物がまずいと不満も持ちます。
海を選んだ人は、海には静かな環境がない!人が多くてうるさいと不満を持ちます。

これが最初から、海なら海。山なら山。という選択肢しかなければ、それぞれのいいところを探すようになるそうです。海は海の幸があって最高だ!山はのんびり静かで最高だ!ってな感じ

人って選択させると、得られなかったものがよく見えたりもするんですね。
だから選ばせないという考えかたもアリってこと。

 

また、あんまにも選択肢が多すぎると、今度は決定麻痺という問題も生じます。
決定に麻痺についてはこちらの記事に書いてありますので、参考にしてください。
⇒ サロンのメニューは決定麻痺になりがち

 

「いい先生」ほど陥る罠

冒頭に、患者さん思いの「いい先生」ほどごちゃごちゃになる。と書きました。これの意味は、ついつい患者さんのリクエストに応えてしまったり、勝手にやってしまったりするからです。

例えば、60分マッサージを受けている患者さん。施術中に、どこそこが痛いと言いいだした。あなたは整体技術を使えば、それをなんとかすることがある程度可能。だから、ついつい、ちょいちょいとやっちゃうんですね。

でね、一度でもそれに対応してしまうと、もう次から断りにくいわけです。そしてその患者さんは、60分5,600円のマッサージコース内で、20分5,600円の整体の施術まで受けられる状態に、暗黙の了解としてなってしまいます。

 

逆の場合もあります。整体で受けにきた患者さんが、「先生、ここも凝っている」と言いだして、ついついそれに応じて延長してマッサージをしてしまう。これもさっきと同じで、次からはなかなか断れません。

で、その患者さんが、「あそこの先生は言えばサービスしてくれるわよ」と言って紹介してくれる。当然その紹介で来た患者さんにも同じようにしなければ!ってなる。

「いい先生」であるあなたは、そのうち一部の患者さんだけってのも不公平だなと思い、よくわからない罪悪菅に苛まれる。そしてサービスをしている患者さんの存在が疎ましくなって、予約の電話が嫌になっていく。

もうぐっちゃぐちゃですわな。なにを隠そう、これ、昔の僕です(^-^;
あ、これはダメだわと思って、人を雇って分けていきました。

っちゅうことで、僕は基本的に混在させることに反対なんですね。で、実際のところ、似たような話を多くの治療家から聞きます。ホント、やりにくいんですよ。

これを読んでくださっているあなたが、どんなタイプの人間かはわかりません。もし、私はうまくいかないタイプかも!ってんなら混在させることはやめといたほうがいいですよ。

 

次回は、「実は混在させるとこんないいことあるんやで!」についてお伝えします。
どっちやねんって話ですが、実はメリットもあるんです。そして僕はそのメリットを存分に活用して集客し、それをお金にしていました。

ほな、次回をお楽しみに(*’▽’)

続き記事 ⇒ 整体院に今より3.1倍集客する方法

 

治療院集客経営講座、加藤でした

治療院集客経営無料メールセミナー

登録は無料です。配信解除はワンクリックでできます。
ホーム | コンサル料金 | メールセミナー

 

 

記事が参考になったと思ったらシェアしてくださると加藤がとても喜びます

LINE@ではブログやメルマガとは違った話をしています。ご興味ある先生は以下から登録してください。パソコンの先生は、クリックして現れるQRコードを読み取って登録してください。
友だち追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA